今回はAtoa ピンポンパートナーProⅡ ボール自動循環方式マシーンの使用感についてご紹介します。
導入したきっかけ
子どもが球に触れる時間を増やしたいと考えていました。
私と打っていない時間はマシーンで練習してもらう事があり、1人が打って、1人が球拾いのような感じで回していました。集球ネットは1つだけありますが、私が使っております。
卓球場自体がそんなに広くないので、もう一つ小さめの集球ネットを購入しようか迷っていた際に循環式のマシーンが選択肢に入ってきました。
Atoaの営業の方にデモ機を持ってきていただき、実際に試してみて球拾いの時間を減らして効率よく練習ができそうだと判断したため購入を決めました。
良かった点
回数設定ができる
小学生だけでマシーン練習をしていると回数を数えていなかったり、多く打ったり、少なく打ったりする事があります。回数設定機能がある事で指導者側も管理がしやすいですし、子どももメリハリを持って練習できています。
3点以上のフットワークができる
下の画像にあるように11か所のコースに送球する事ができ、押した順番でピン球が出てきます。2点・3点のフットワークだけでなく、バック→ミドル→バック→フォアに関しても①→⑥→②→⑪などにすればできるので、使い方によっては色んなフットワークができます。
上回転と下回転で調整し直す必要がないちょうどよい投球口の角度がある
2ローラー式で上回転のボールを出す時は下写真のオレンジのホイールが回転します。
下回転は下側の赤いホイールが回れば出ます。
上回転と下回転で投球口の角度を変更する必要があれば手間だと思っていましたが、上回転でも下回転でも高すぎず低すぎないボールがでる投球口の角度があります。そのため小学生に次は上回転打ち、次は下回転打ちと伝えれば操作パネルを触るだけで練習ができます。
レシーブ練習ができる
投球口を下に向ければサービスが出せるため、レシーブ練習ができます。上回転・下回転・横上回転・横下回転のそれぞれショートサービス・ロングサービスが出せます。ローラーを真横に向けると一応横回転サービスがでますが、回転が強すぎて現実的なボールは飛んでこないため真横の回転に対しての練習は厳しいと思われます。
台から出るか出ないかのサービスを打つ練習や、チキータの練習などを効率的にできます。
前後のフットワーク練習ができる
ランダムで前後にボールが送球される機能がついています。交互に前後に送球されるわけではないため、慣れていないと難しいかもしれません。
前後のフットワークだけでなく浅いボールを待って打つという練習にも使えます。
省スペース
折りたためばピン球のカゴくらいのサイズ感になり、キャスター付きのため片付けも簡単です。
大きな問題ではないが少し気になる所
・ミドルからボールが飛んでくる事が前提で作られている。
※ネットを完全に装着しなければフォア側やバック側に置いて練習することができます。
・操作パネルの文字が小さい
パネル自体は良い大きさですが、視力のよくない方はそこに書かれている文字が小さく読めないとの事でした。
ボタンの数が多いわけではないため慣れれば大きな問題ではないかもしれません。
試打動画
どのような感じで出てくるかイメージしていただけるように動画も撮っておきましたので、ご覧いただければと思います。
最後に
みんなの卓球部では撮影用の三脚を無料で貸し出しております。
マシーン練習は相手に気を遣う必要がないためじっくりと反復練習をしたい方におすすめです。
マシーンのみをご利用いただく事もできますので、ご興味のある方はご連絡いただければと思います。
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