雑誌やネットで打ち方の情報は沢山手に入れる事ができるようになりましたが、元の打ち方からどのように修正していくかは人によって異なります。頭ではわかっていても振り方を変えられない事がよくあります。しっくりとくる表現に出会えるかどうかが重要です。
「みんなの卓球部」としてレッスンの中で実際にあった具体例をご紹介していき、「みんな」のお役に立てればと思います。
第8回は「フォア打ちする際にラケット面が安定しづらい方」
小さなスイングでボールを入れようと思ってもラケット面が定まらない方で、フォア打ちしようとすると手が震えて上に向いたり、下に向いたりしてしまってオーバーミスやネットミスをしてしまうパターンです。
解決できた表現
・回転をかけて返す
面打ち(引っかけずに弾いて打つ)をしていると手の向きをコントロールできない方がいらっしゃいます。自分がイメージした通りに体を動かすというのは意外と難しい事ですので、あまり気にしすぎない方が良いと思います。現在のスイングを誰かに見てもらったり、動画で撮ったりする事で現状を知って改善していけば良いと考えましょう。
ラケット面を立てて弾いて打つとラケット面が上を向いたり、下に向いたりした際にそのままラケット面の方向にボールが飛び出して、オーバーミスやネットミスをしてしまいます。
フォア打ちに関しては少し上回転をかける意識を持つとラケットが下から上に動き、多少ラケット面が下に向いてもピン球がスイングと同方向に飛び出しやすいためネットを越えてくれる事があります。ラケット面を立てた状態で回転をかけると上に飛び出しますので、ラケット面は立てすぎないようにしましょう。
まずはボールを入れる事が重要ですので、自分に合う打ち方を探してみましょう。
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