雑誌やネットで打ち方の情報は沢山手に入れる事ができるようになりましたが、元の打ち方からどのように修正していくかは人によって異なります。頭ではわかっていても振り方を変えられない事がよくあります。しっくりとくる表現に出会えるかどうかが重要です。
「みんなの卓球部」としてレッスンの中で実際にあった具体例をご紹介していき、「みんな」のお役に立てればと思います。
第3回は「短い下回転サービスが出せない方」
下回転サービスを出すためにボールの真下(時計で言うと6時)を切ろうとするが、入らないというパターンです。
解決できた表現
・ボールの真下よりも少し後ろ(時計で言う5時あたり)を切る
ボールの真下を切って台から出ずに返ってくるサービスをみたことにより、かえってくるサービスの方が回転量が多いと思われる方がいらっしゃいますが、真下よりも少し後ろ(時計で言うと5時あたり)を切っても十分な回転量が生まれます。真下(時計の6時)の方が少し後ろ(時計の5時あたり)よりも前進する力が伝わらないため返ってきやすいだけです。
少し後ろ(時計の5時あたり)で切る際の注意点は押し出すのではなく、ボールの表面をこすることです。ボールの真下(時計の6時)をこする際にはラケット面でぶつけるという事が起こりずらいためボールの表面をこすりやすいです。一方少し後ろ(時計の5時あたり)では押し出す事もできてしまいます。回転量のある下回転サービスを出すのであれば、真下同様にボールの表面を切る必要があります。
おすすめは切る感覚練習は真下で、実際のサービスでは少し後ろを切ることです。
下記で動画でも紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
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